〈スローガン〉 行動 ~主体的に、能動的に~
青年会議所活動は、何のために行っているのでしょうか。社業や趣味、家族と過ごす時間を
割いて活動に取り組み、直接的な自身の利益が得られるわけでもない中で、なぜ私たちは青年
会議所活動に時間を費やしているのか。その答えは人それぞれ異なると思いますが、一つ確か
なことがあります。それは、その答えを見いだせるのは、青年会議所活動に真剣に取り組んだ
人だけだということです。
何も行動せず、頭の中で思い描くだけであったり、できない理由を並べて足踏みをしている
だけでは、決してその答えにはたどり着けません。自らの意思を持って主体的に関わり、仲間
とともに活動に取り組むからこそ、初めて青年会議所活動の意義を自分自身の中に見つけるこ
とができると考えています。
今年のスローガン「行動」は、とてもシンプルで分かりやすい言葉です。そのため、新しい
挑戦を続ける青年会議所という組織のスローガンとしては、物足りなく感じられたかもしれま
せん。しかし、私たちが忘れがちな「当たり前のことを当たり前に実行する力」を大切にす
る、その一つひとつの小さな行動こそが、青年会議所における学びと成⾧をもたらすと考えま
す。青年会議所が与えてくれる「リーダーシップの開発と成⾧の機会」を享受できるかどうか
は、本人の意思次第であるということを、今年一年の活動を通じて強く実感いたしました。
例年メンバーが参加している京都会議、サマーコンファレンス、全国大会といった全国規模
の事業に加え、会津坂下の大俵引き、第5エリアのブロック会⾧公式訪問、⾧岡JCの⾧岡大神
輿など、さまざまな行事やイベントに多くのメンバーが積極的に参加されました。特に入会3
年未満のアカデミー会員の参加が目立ち、青年会議所活動を実体験として学ぶことで、机上の
学び以上に多くの気づきや成⾧を得られたと感じています。地域や組織の枠を超え、多様な価
値観や考え方に触れる経験は、視野を広げるだけでなく、物事を主体的に考え、行動する力を
養う大きな契機となりました。
また今年は、静岡県牧之原市にある榛南青年会議所との交流の機会にも恵まれました。1月
に参加した京都会議でメンバー同士の交流をきっかけに、2026年ASPAC新潟大会での共同出
店へと計画が発展しました。ZOOMでの打合せだけでなく、サマーコンファレンスでの合同懇
親会や相互の地域訪問を通じて、より深い交流を図ることができました。きっかけは些細なも
のでしたが、そこで終わることなく、県や地区を超えたLOM同士のつながりが生まれ、これま
でにない活動へと展開できたことは、まさに青年会議所ならではの魅力であると感じていま
す。
まとめに、行動なくして未来を変えることはできません。しかし、その行動を起こすために
は、まず「意識」や「考え方」を変える必要があります。
「考え方」が変われば「行動」が変わる。「行動」が変われば「結果」が変わる。
その人の基本的な考え方が間違えていれば、どれほど頭が良くても、どれほど努力を重ねて
も、たとえ運に恵まれていたとしても、決して良い結果にはつながりません。
明るい豊かな社会を実現するためには、まず私たち自身が主体的に考え、能動的に行動し続
けることが何より重要である。そのことを確信できた一年でした。
一年間、誠にありがとうございました。
OB・賛助会員の皆様におかれましては、多大なるご助力を賜りまして、誠にありがとうございました。
来年の新体制も、どうぞ宜しくお願いいたします。
一般社団法人魚沼青年会議所 第43代理事長 佐藤 貴章










